クラビットの飲み合わせ

クラビットには飲み合わせの悪い薬はあるのか

飲み合わせを考えてクラビットを服用しよう

クラビットには、併用禁忌の薬と併用注意の薬があります。つまり、飲み合わせの悪い薬があるということです。クラビットと飲み合わせが悪いにも関わらず、併用で服用すると、命に危険が及ぶ場合もあります。そのため、現在服用している薬がある場合に、クラビットでの治療が必要な場合には、必ず担当医に服用している薬があることを伝えましょう。また、個人輸入でクラビットを購入した場合で、クラビットを服用するときには、他の薬の服用はしないようにしましょう。

クラビットと飲み合わせの悪い薬の特徴

クラビットと飲み合わせの悪い薬には、特徴があります。まず、フルルビプロフェン(フロベン)が含まれていることです。フルルビプロフェン(フロベン)が含まれている薬と併用して服用すると、けいれんを起こしやすくなります。それから、アルミニウムやマグネシウム分が含まれている薬とも飲み合わせが悪いです。アルミニウムやマグネシウム分の場合、からだに不調を来すというよりも、薬の効き目がなくなるため、飲み合わせが悪いと言われています。そして、デラマニド(デルティバ)です。デラマニド(デルティバ)が含まれている薬と併用してクラビットを服用すると、不整脈が起きやすくなります。そのため、お医者さんの指示なく併用すると、重大な心臓病を引き起こす危険があるのです。

具体的にはどんな薬と飲み合わせが悪いのか

薬の成分だけ言われても、どんな薬にその成分が含まれているのか分からないという方もいるのではないでしょうか。まず、フルルビプロフェン(フロベン)は、鎮痛薬に多く含まれている成分です。鎮痛薬とは、頭痛がする場合や解熱をする場合に服用する薬です。したがって、普段から頭痛薬を常用している方は、クラビットを服用する際に注意が必要です。

次に、アルミニウムやマグネシウム分は、様々な薬に含まれていることが多いですが、身近な薬でいうと、胃腸薬にも配合されています。そのため、胃腸が弱いからといって、クラビットと一緒に服用すると、薬の効果が薄くなります。一定の時間を空ければ、併用しても問題ないので、クラビットと胃腸薬はどれくらいの感覚を開けて飲んだらよいか、お医者さんと相談すると良いでしょう。

そして、デラマニド(デルティバ)は、抗結核薬に含まれている成分です。そのため、抗結核薬を服用している方は、クラビットを服用する際に担当医に必ずそのことを話しましょう。定期的に心電図をとることや、クラビットの量を調節するなどの措置がとられます。