クラビットの服用法

クラビットの服用法はどんなもの?

クラビットは何で飲んだらよいのか?

クラビットは、細菌に感染したことによって引き起こされている炎症などを治療する際に用いられる薬です。処方されるクラビットの種類は3つあり、錠剤タイプ、細粒タイプ、内用液タイプがあります。それぞれ、どのようにして飲んだらよいのか、分からないという方もいるのではないでしょうか。

まず、錠剤タイプと細粒タイプについては、水または白湯で飲むようにしましょう。一般的な薬と同じように、お茶やジュースなどと一緒に飲むと、クラビットの効果が正常に発揮されない場合があります。冷たすぎる水で飲むとお腹を冷やしますし、熱すぎるお湯で飲むと火傷するおそれがあるので、常温の水もしくは、ぬるまめの白湯がおすすめです。

そして、内用液タイプの場合には、決められた量をそのまま飲んだらOKです。内用液タイプというと、子どもの頃に風邪薬として処方されたシロップ薬を思い浮かべるかもしれません。形状はそれとほぼ同じですが、味が甘くはないので、甘いと思って飲むと飲みにくいかもしれません。

食後に飲まなければならないのか?

クラビットの服用タイミングは、迷うところです。病院や担当医によっては、「食後に飲んでください」とするところもあるでしょう。クラビットは基本的に、決められた時間にさえ飲めば、食後でなくてもOKの薬です。なぜかというと、クラビットは胃に優しい薬であるからです。しかし、胃に優しいといっても、すべての人について、胃が荒れないわけではありません。しかも、クラビットは胃薬と一緒には飲めない薬でもあります。そのため、胃荒れの可能性をほぼなくすために、食後に飲むことを促す担当医もいます。

決まった時間に飲むことが重要

クラビットはその種類によって、1日に複数回飲む場合もあれば、1日に1回で良い場合もあります。しかし、いずれにしろ、飲み忘れをすることなく、決まった時間に飲むことが重要です。例えば、1日に1回のクラビットを処方されている場合、1回目を朝食後に飲んだのであれば、処方されている分については全て朝食後に飲むようにすることです。

1日に複数回飲むように処方されている場合には、自分で決まった時間を確保しましょう。そう考えると、食後に飲むようにしておけば、飲み忘れも防げるかもしれません。飲み忘れが怖い場合には、飲み忘れのときの対処法をあらかじめ担当医に相談すると良いです。