クラビットの服用間隔について
クラビットは、感染症の治療で他の薬では効かなかったような場合に使われることが多いです。そのため、クラビットが有効に効果を発揮するために、飲み忘れをしないことが大切です。一口にクラビットといっても、レボフロキサシンの含有量によって、1日に服用する回数が異なります。
クラビット100はどれくらいの時間を空けて飲むのか
クラビット100は、レボフロキサシンが100mg配合されたクラビットです。クラビット100は一般的に、1錠を1回として、1日に3回の服用となります。1日に3回と聞くと、食後に飲まなければならないと思いがちですが、クラビットは薬の中でも胃に優しい薬なので、必ずしも食後でなければならないわけではありません。しかし、担当医によっては、胃が荒れるのをほぼなくすために食後をすすめる場合もありますし、飲み忘れを防ぐために食後を指示されることもあります。
クラビット100を1日に3回服用する場合、最低でも6時間は空けた方が良いでしょう。これは、一般的な抗生物質の服用間隔にならったものです。したがって、朝7時に1回目を飲んだのであれば、次の服用は13時以降であり、3回目の服用は20時以降となります。
クラビット250とクラビット500の場合
クラビット250はレボフロキサシンが250mg配合されたもので、クラビット500はレボフロキサシンが500mg配合されたものです。クラビット250は主に2錠を1回として1日に1回服用されることが多く、クラビット500は1錠を1回として、1日に1回服用されます。どちらも1日に1回なので、服用間隔は24時間です。朝食後に服用していれば、それを服用期間中続けることになります。
クラビットの服用方法で大切なこと
クラビットの服用方法で大切なことは、同じ時間に服用することです。例えばクラビット100において、朝7時・昼13時・夜20時に飲む場合には、それを毎日続けるようにしましょう。また、クラビット250やクラビット500においても、1日目は朝7時に飲んで2日目は14時に飲むというような事のないように、同じ時間に飲むようにしましょう。もし、同じ時間に飲むことを忘れそうだと不安な場合には、携帯のアラームなどを利用して、時間に注意するようにすると続けやすいです。また、クラビット100を処方された場合において、同じ時間に1日に3回も飲めないという場合には、予め担当医に相談しましょう。